あらすじ
かつて、刺激的な旅をした少年、風月凪沙は青年となり、その日常に馴染めないでいた。かつての旅からかけ離れた日常。
「これからはお前の旅を俺に見せてくれ」
旅の最後に贈られた言葉を抱え続けて、今日まで生き続けた。
毎日同じ通学路を歩くの苦痛だった。1週間のサイクルで生きるのが苦痛だった。一年を繰り返すと知った時に日常に嫌気が差した。
かつての旅こそが『特別』だったと知るのにそう時間はかからなかった。
そんな日常の中に異物が混じる。薄い膜のような向こうに広がる異世界。『窓』のようにも見えたそれを前に、好奇心にあらがえなかった。
今まで積み上げてきたものを顧みることもなくこともなく、風月凪沙は異世界へと踏み入れてしまう。
自分だけの旅を求めて。
―――この作品は以前連載していた『異世界に飛ばされた俺は旅をした』のリメイク作品です―――
こちらはノベルアップの方で先行連載しています。章が終わり次第こちらで定期更新していく予定になります。誤字脱字はなるべく直す予定です。