あらすじ

生まれつき不運だが、めげずに「トラブルがやって来るならそれを活かしてやる! ネタにしてやる!」とジャーナリストを志望する少女、城田舞。 彼女の現在のもっぱらの関心は謎多き転校生、丹野明だ。 一方で明もあらゆる不思議を明かしたいと願う、好奇心の強い少年だった。 巻き起こる事件、解かれる謎、増える「明くんメモ」。それでも底が見えない明の実態。 ――不思議というのはね、ぼくらが到達していないだけなんだ。 ――明くんって一体何者? 「丹野明は明かしたい」 「丹野明を明かしたい」 好奇心旺盛な二人の思惑が交差するワクワク青春ミステリー! 謎に友情、ちょっぴり恋の予感も……? ***応募用あらすじ(※ネタバレ有800字程度)***  小学校五年生の城田舞は、不運でジャーナリスト志望の女の子。ある日、舞のクラスに数々の不思議な噂を持つ転校生、丹野明がやって来た。  ただでさえ謎の多い明だが、六年生にいじめられそうだった金魚を驚きの機転で助けたことで、舞は興味を惹かれていく。一方で明もあらゆる不思議を明かしたいと願う、好奇心の強い少年だった。二人は自然と身近で起きた謎を追うことに。  ある日、舞は美術コンクール優勝作が校内で忽然と消えた事件に遭遇し、犯人と疑われてしまう。無実を証明し、絵の在処を突き止めようと調査を行うと、明はたやすく、絵の作者が表の人物とは違うこと、絵を消した動機、すり替えトリックを解き明かす。  また夏の日、学校で聞いた「魔女の水たまり」の噂を確かめるため、舞は友人らと肝試しに出かける。晴天の道に現れる水たまり、怒鳴る老婆、不調に陥る友人。明は、水たまりの正体は“逃げ水”という蜃気楼、老婆の怒声は熱中症を心配するもの(方言)だと明かす。  別日、舞と明は人気アイドルと遭遇する。彼は脅迫状を受けていた。その脅迫状は図書室に勝手に置かれていた謎の本と同じフォントであり、犯人は図書委員と判明。しかもアイドルと図書委員は兄妹だった。彼女は実際に兄への脅迫状を見ていたが、なぜかその文章が消えてしまったため、偽の脅迫状で再現したのだった。明の推理で、脅迫状の文字は熱で消えるペンで書かれ、アイロンで消されたことが発覚。犯人は衣装係で、無事に捕まえられる。  数々の事件のたび、舞は真実をみんなに話すべきか、悩み、迷い始める。みんなを助け、笑顔にできる明はすごいのに、自分はただ信念がブレているのではないか? と。  しかし明は、真実をやみくもに伝えるのではなく、それによって誰かを傷つけないか、悪意に歪められないかを考えることがジャーナリストに必要であり、悩み続ける舞は信頼できるのだと話す。明の言葉に舞は自信を取り戻し、さらに惹かれていく。  多くの謎を解きたい明、不運で事件に巻き込まれやすく、何より明を知りたい舞。利害が一致する二人は、相棒となる。

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カクヨム
カクヨム2025/08/09
  • 現在の作品丹野明は/を明かしたい