あらすじ
久我原ハルは高校二年生。幼い頃に父を亡くした。その事で母は鬱状態になり、その母とハルはずっと二人だった。父との思い出のバーガー店で、毎朝ソーセージマフィンとコーヒーをお共に勉強をするのが唯一の心の避難場所だ。
ある日隣組で他生徒の家庭内DVの話を面白おかしく噂する生徒を目にしたハルは、我慢出来ずに掴みかかる。
どうにか怒りを収め、立ち去るハルを隠れて見ていた馬場茜、彼女こそが噂の主だった。
追いかけ、話しかける茜だが、授業が始まるからとハルは行ってしまう。
翌朝、いつものようにマフィンとコーヒーを買うハルだが、財布がない。困るハルを助けたのは茜だった。「お金は明日必ず」というハルに「返さなくて良いから勉強を教えて」と言う茜。一度は断るハルだが、マフィンとコーヒーを授業料に茜に勉強を教える事に。
茜はハルとの勉強を通して学ぶ喜びを見出し、ハルのような教師になりたいと告げる。ハルもまた、教える喜びに目覚めていく。
一方でハルは常に茜の極端に肌の露出を控えた服装にどこか違和感を感じていた。「茜がDVを受けているのではないか」と思い至ったハルは、口実を作り茜の家へ。茜の母の和美、父の登志夫に会う。登志夫が犯人では? と疑惑を深めるものの証拠がなく、また茜も否定する。だが、翌日から茜は病気を理由に学校を休む様になり……