あらすじ
龍神族の結月(ゆづき)は激闘の末、地上で龍の末裔である前帝ダリウスと出会う。
戦いばかりだった結月は力を失い一刻も早く回復したかったが、ダリウスは彼女の傍を生涯の伴侶にしたいと思い、助けた恩など様々な理由を付けて傍にいるよう「婚約者役」を無理強いする。
最初は傷が癒えるまでと思っていた結月は、ダリウスの熱烈なアプローチに困惑しつつ時間が経つにつれ少しずつ気持ちを受け入れていく。城の皆からも受け入れ自分の気持ちに気付いたのだが、自分の使命との葛藤にも悩んでいた。
またいつまでも自分の魔力が戻らない結月が焦っている時に、同じ龍神族の刀夜(とうや)が現れ、結月の身体に《求婚印》を刻んでしまう。
《求婚印》を刻まれたことで自分の気持ちをダリウスに告げようとした矢先、城内と城外の同時に魔物襲撃に合う。結月とダリウスは互いに別々の戦場に向かうのだが──。
戦いばかりで恋愛に疎い戦乙女の龍姫と、情熱的で少し強引な前帝の戦場で芽生えた恋のおはなし。