あらすじ
公爵令嬢セレスティーナは、異世界から来た聖女の策略により「悪役令嬢」の罪を着せられ、婚約者である王太子から婚約破棄と国外追放を宣告される。
追放先は、痩せこけた不毛の地「アッシュベリー辺境領」。絶望の淵で、彼女は前世が農業高校に通う女子高生「葵」だったことを思い出す。
それと同時に覚醒したのが、あらゆる植物を育て、土壌すら改良するチートスキル【万物育成(ガイアズ・ブレス)】だった。
「ここから、私の新しい人生を始めてやる!」
前世の知識とチートスキルを武器に、辺境の大地を美食の楽園へと変えていくセレスティーナ。
そんな彼女の前に現れたのは、無愛想で女性不信の若き領主カイン。最初は彼女を厄介者扱いしていたカインも、ひたむきな彼女の姿と、彼女が生み出す“奇跡の作物”と“絶品料理”に、次第に心を、そして胃袋を掴まれていき……やがてその愛は、とてつもなく重い「溺愛」へと変わっていく。
一方、セレスティーナを追放した王太子と聖女は、自らの愚かさで国を傾けていき――。
これは、捨てられた令嬢が、美味しいごはんとたくさんの愛で、自分だけの楽園と最高の幸せを手に入れる物語。