あらすじ
ぼくの町には変わったルールがある。
曰く、大賀美家の許しなしに犬を飼ってはならない、外来種を町に入れてはならない、交雑させてはならない――変なルールだけど、おとなが口を揃えて言うことだから、絶対守らなければならない。
大賀美家は町一番の金持ちで、そこの坊ちゃん――大賀美颯太(おおかみそうた)とぼくはクラスメイト。おとなもあいつには一目置いている。
ある日の大雨の帰り道、犬の喧嘩を目撃してしまって、ぼくの運命が変わってしまう。
大賀美颯太の名前がクラスの名簿から抹消されて、颯太のことは誰も覚えていない。
――って、ぼくが大賀美家の跡取りってどういうこと!?
小学生バディがお家騒動に立ち向かう!?