あらすじ
魔王ゼルヴァード直属の近衛長、アーク・ヴァルガード。
陛下に命を捧げ、数えきれぬ戦場を駆け抜けたその剣は、ある日突然「反逆者」として切り捨てられた。
人間界の辺境に追放されたアークは、魔王に再び認めさせるため「人間を滅ぼす」と誓う。
しかし――人間界で見たのは、助け合い、笑い合う温かさと、美しい景色。そして、人間同士の醜く残酷な争いだった。
滅ぼすべき敵のはずが、守りたい仲間になっていく。
剣とスキル【創造魔術】を手に、アークは自らの存在意義と目的に揺らぎながら、新たな道を選ぶことになる。
これは、一人の魔族が「忠誠」と「自由」の狭間で歩む物語である。