あらすじ
「お前たちは弱い。死にたいのか?」
王国最高の頭脳と呼ばれた天才女軍師エリカ=フォン=シュトラウスは、今や亡国の身。政敵の陰謀により全てを奪われ、辺境の酒場で酒に溺れる日々を送っていた。
そんな彼女の前に現れたのは、ガリガリに痩せた貧乏傭兵団長のライアス。
「頼む!俺たちを強くしてくれ!報酬は……これしかないけど」
差し出されたのは、銅貨三枚。
「ふざけているの?」
「ふざけてない!本気だ!」
その真剣な眼差しに、エリカの心の奥で何かが動いた。
『まあ、暇つぶしにはなるかしら』
かくして始まった、史上最も過酷な軍事訓練。
三十日後――
「うおおおお!俺たちってこんなに強かったのか!」
「参謀長閣下のおかげです!」
かつての雑魚傭兵団は、近隣諸国が恐れる精鋭部隊へと生まれ変わっていた。
だが、エリカの野望はこんなものじゃない。
「さて、本格的に始めましょうか。王都奪還作戦を」
目標は百日。
敵は王国最強の正規軍三万。
味方は元雑魚の傭兵団五百。
誰もが無謀だと笑った。
しかし――
「く、悔しいが……見事な戦術だ」
「参謀長閣下、お見それいたしました」
敵将すらも跪く、圧倒的な軍略の前に。
貧乏傭兵×天才軍師の最強タッグが織りなす、痛快無比な逆転劇!
復讐か、それとも新たな王国の誕生か?
百日で全てが決まる――!