あらすじ

「それは、水の精だね」  民俗学の教授、実方佐和子(さねかたさわこ)はそう言った。 「西洋の伝承だ。フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケーの小説『ウンディーネ』、パラケルススの『妖精の書』に記載される水の精霊」 祖父の家の池には女が住んでいた。当時幼稚園児だった私は、死の宣告を受ける。 「十五年の歳月を経て、婚姻は成立する。他の女と婚姻してはならない。婚姻を結べば、三日の後に、お前は死ぬ」 数年後、その出来事を話した直後、祖母は焼身自殺を計り、何故か池で溺死した。 祖母は何故溺死したのか? あの女は何者なのか? 異類婚姻譚をテーマにした、民俗学ファンタジー。ホラー風味。 超妄想コンテスト『結婚』応募作品です。

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エブリスタ
エブリスタ2021/07/05
  • 現在の作品実方教授と自由恋愛の代償