あらすじ
"わたし"の同居人、柴本光義は便利屋だ。
法律に違反しない範囲で人々の頼みごとを聞いては、有償で解決してゆく。
今回の依頼主は風評被害に苦しむ逆泉商店街。
進まない対策会議に呼ばれた柴本は、ふたつの対応策を提案した。
一つめは中傷の書き込みをした人物の特定と法律に則った手段での解決。
二つめは風評被害で減った客足を呼び戻すためのイメージアップの取り組み。
前者はそれぞれの専門家に依頼することになり、後者は商店街の人々と柴本が協力して取り組むことになった。
けれども、イメージアップとは言っても具体的に何をすれば良いか、彼を含めて誰も思いつかない。
対策会議が行われた日の夕食の席で、困り果てた柴本に泣きつかれた"わたし"は、何となくの思いつきで宣伝のためにフリーペーパーを作ったらどうかと言ってしまう。
こうして、"わたし"は柴本の騒がしい日々に巻き込まれることになった。
------------------
【題字】腐葉土様(なんこつ流星群)
【表紙】写真AC様( https://www.photo-ac.com/ )