あらすじ
著者は少年院と刑務所で2回ずつ、計12年6ヵ月を「塀の中」で過ごした。きっかけは小学校の転校先で受けたいじめ。4年生にして「いっぱしのワル」、中学校では迷うことなく「不良」コースへ。
当然授業にはついて行けず漢字も掛け算九九すらおぼつかない状態だった。が、少年刑務所の担当調査官のアドバイスによって将来を真剣に考えるようになり、受刑者の身分ながら県立高校の通信課程に入学を果たす。金属工場の衛生係を務めながら学習に励み、仮釈放までに51単位を修得。しかし、出所後はお決まりの不良生活に逆戻り。36歳で再び逮捕されるが、父の死を契機に「更生」を決意。出所後、「千葉県立千葉大宮高校通信課程」への編入学を目指した著者は少年刑務所で修得した単位も認められ、晴れて「42歳の現役高校生」となる。10代の同級生と机を並べ、バスケットに息を切らせた高校生活。レポートにスクーリングと努力の結果、平成27年3月、見事、卒業にたどり着く。