あらすじ
噂と怪異が溜まり彷徨う、いわくつきの廃病院。 夏の夜、友人と暇潰しに訪れた廃病院で怪異と遭遇し、それらに対抗する除霊屋を名乗る妙な連中の仕事に巻き込まれる大学生たちの一夜の話。
主要登場人物
俺(本名不明)/
語り手。大学二年生。大学生の暇な夏休みに同じく暇な友人・宮田と飲み会をしていたところ、話の流れで近場の心霊スポットに二人きりで突撃した。
馬鹿だけども素直かつ平均的に善良。
宮田/
友人。一浪の二年生。家飲みのBGMに心霊映像100連発を借りてきたあげくに心霊スポットに突撃することを提案してきた張本人。こわいからお化けを信じない派だった。
馬鹿。それでも意外に繊細だったり小心だったりするけども、どうにも悪意には欠ける。シンプルな馬鹿。
善川/
廃病院で出会ったスーツの男。やや細身の優男。にこやかな笑顔で除霊師を名乗り、業務を優先しつつも一般人の保護もできる範囲で忘れないようにしている。
山下/
廃病院で出会ったスーツの男・二人目。ぎょっとするような長身と陰鬱な目つき。タブレットを片手に現れ頻繁に舌打ちをするが、一般人の保護については比較的真面目に対応している。
杖原/
作業服の除霊師。得物は金属バット。除霊に際し道具を使用する派閥の代表として、廃病院を舞台とした除霊大会に参加する。日に吸う本数は少ないが重めの煙草を好む喫煙者。一日の終わりに自宅の換気扇下で一本をゆっくり吸うのが日課になっている。
横部/
白スーツの除霊師。素手で悪霊も怪異もぶん殴る。除霊は素手で行うのが鎮魂と敬意を示すものだと主張する派閥代表として、そして単純に杖原が気に食わないので除霊大会に代表として参加した。
軽めのやつを切れ目なく吸うタイプの喫煙者。飲み屋の予約をさせると喫煙の可不可を重視する。