あらすじ

八月になると、わたしはまいってしまう。無気力と情緒不安定に苛まれるのは、暑さや体調のせいだけではなく、親友Nの死と向き合えないまま続く「お盆」が影響しているのかもしれない。 事故で突然逝ったNを悼みきれぬまま、自己嫌悪と喪失感が入り混じる夏を繰り返してきたある日、迎え火の煙にふとNの吸っていたタバコを重ねる。涙を煙にまぎれさせながら、わたしはNに、静かに祈る。

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小説を読もう2025/08/08
  • 現在の作品マルボロを吸う