あらすじ

「どうもー、王太子のアドルフォでーす」 「公爵令嬢のクレオでーす」 「「二人合わせて、『プリンス・レディ』でーす」」 「今日は名前だけでも覚えて帰ってください。ところでクレオ、最近僕、家庭菜園で作った野菜を盗むのにハマってるんだよね」 「最低な趣味ですね!? 人様が苦労して作った野菜を、文字通り美味しいところだけ持ってくなんて!?」 大のお笑い好きだった初代国王の影響で、この国の王族や貴族は、婚約者とコンビを組んで夜会で漫才を披露するのが古くからの慣わしとなっている。 公爵令嬢のクレオも貴族令嬢として幼い頃から漫才の稽古に明け暮れ、婚約者であるアドルフォ王太子殿下へのツッコミ役として、日々腕を磨いていた。 そんなある日――。 「もういいよ! 君とはもうやってられない。――今日限りで、君とのコンビは解散だ」 「――!!!」 「ついでに婚約も破棄させてもらう。やっぱり婚約者は、もっと可愛げのある子じゃないとな」 ――漫才中にアドリブで滑ったことで逆ギレしたアドルフォに、クレオは漫才コンビを解散された挙句、婚約も破棄されてしまったのであった。

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小説を読もう2025/08/08
  • 現在の作品「君とのコンビは今日限りで解散だ!」と婚約者から漫才コンビを解散された挙句、婚約も破棄された公爵令嬢は、謎の商人と新たにコンビを組むことに……!?