あらすじ
フリルのドレスを纏い、愛に飢えた少女・椿木 姫李。
黒いパンクに身を包み、自由を愛する少女・出雲 浠玖。
そして、ふたりを静かに見つめる第三の少女・佐々木 黎。
少女たちは出会い、惹かれ合い、そして堕ちてゆく。
「女の子同士」という壁も、
「常識」も、「倫理」も、「命」ですら、彼女たちの前では無力だった。
やがて恋は、独占へ。
独占は、狂気へ。
狂気は、殺意へ。
そして、愛は――血と祈りに変わる。
「ここの奥深くに、私たちは沈むよ。」
命を代償に、愛を永遠に変えたふたりの心中。
残されたひとりは、銀の十字架を抱え、祈り続ける。
純白のドレスに棘が咲いたとき、世界は静かに終わりを告げる――。