あらすじ

20話で完結します。  地球が異空間に転移した2世紀前の大事変。その影響で総人口の9割が死に、生存した1割が目指した地。巨大な核融合炉を中心に栄えた都市『スペサリウム』。大事変から1世紀後、新たな技術として魔法が現実のものとなった。  それからさらに1世紀の後、魔法と科学が統合され、新たな発展を遂げた都市では、人々は魔法による恩恵を得て魔法を扱える者は魔導者としてライセンス登録が義務付けられた厳格な法制度が敷かれていた。都市と魔法の発展、その裏側には深い闇が潜んでいた。  第十五区で小さな魔導依頼所を営むシルヴァンとアレクシエル先輩は、突如として舞い込んだ、奇妙な依頼に巻き込まれる。それは、不可解な手口で連続して発生する殺人事件の阻止だった。  常識人だがどこか不器用な青年シルヴァンと、規格外の強さを誇りながらもどこか危ういアレクシエル先輩。二人は捜査を開始するも、正規のシティガードも手を焼く難事件が二人を混沌へと引きずり込む。  街に広がる不穏な気配。事件の裏側には街の暗部がどこまでも深く影を落とす。光と影、裏と表、偽りと隠された真実が交錯する中、二人の魔導者が事件の核心へと迫る。  ポストアポカリプスな科学と魔法の織りなす街の事件と恋と戦いのトリニティ。  ーー 『――続報です。昨夜遅く、第三区北の路地裏で、またしても遺体が発見されました――』  第三区北、あのオフィスビルが立ち並ぶ地域で…… 『これで、同一犯による犯行は三件目。捜査は難航しており、依然、犯人の特定には至っておりません――』  ーー 「人を殺すために使われた魔法だ。わざわざ正規の手続きを踏んで誰かを殺します、とは犯人も言わんだろう」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/06/28
  • 現在の作品アンライセンス・ドメイン