あらすじ
帝国五都の一つ翠都、その最高機関のセイジバッカス学院を一歳未満で入学させた当時から師匠と呼ぶよう育てられその師匠のクラスを十五年かけて卒業した男は自由ギルド指環屋を創った。その場所は翠都の隅に神殿があった場所、今では誰も訪れない荒れた土地にギルドハウスの一軒家を建てた。そこに住んでいるのがナラク。指環屋を名乗る魔導師。ナラクはそこで日々指環の研究開発を行なっている。そのため素材や色々なエネルギー、指環を創るための環境づくり、指環を創る為だけの術の研究開発など必要でその為の費用を稼ぐ為に基本、特注品の指環を売って何ら問題の無い生活を送っている。
そこにはナラクの指環を求めて、もしくは魔導師としてのナラクの力を頼りにする何かしらがやって来る。
例えば中級昇格試練を確実にクリアするために指環を求めて来るナラクが借りがあると思っている者。
中にはナラクの指環を解析して自分の指環を創ろうと企む者まで色々いる。
この物語は出世競争や覇権争いを端から見て楽しむ、自身を指環屋と名乗る魔導師の娯楽譚である。