あらすじ
ある寒い日の夜、庭園を仰ぐ王子のもとへ甲冑姿の女戦士が現れる。
身の丈程の巨大な鎌を持つ、不法侵入者だった。
しばし王子が見つめていると、彼女は良く通る声で”殺害予告”を残し、月に溶けるように姿を消した。
───それから少しだけ月日が過ぎて。
城下暮らしの少女リーファは、診療所の仕事でラッフレナンド城に荷物を届けに来ていた。
お遣いを終えて薬剤所で談笑していると、この国の王子アランに声をかけられ、有無を言わさず拷問部屋に連れ込まれてしまう。
「お前は私に何を隠している」
アランにそう問われたリーファには、隠している事があった。
自分の特殊な素性と、アランにした些細な”お節介”。
そう。先日”殺人予告”という形で”お節介”をした女戦士は、リーファだったのだ。
そんな出会いをきっかけに、リーファはラッフレナンド王の側女として、王の御子を産む務めを任じられてしまうのだが…。
新たなラッフレナンド王アランの横暴に、リーファは日々振り回される事になる。
これは平穏を願った町娘が、”花の魔女”と呼ばれるようになるまでの非日常───
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近況ノートに、拙作の小ネタ的な話を載せています。良かったら合わせてお読みください。
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