あらすじ
偽装兄妹、実態はお嬢様とお世話係。山科家と須田くんの腐れ縁の物語もここでようやく完結の運びとなります。
この話の発想の元となった、年齢差のある男女のバディ同士が一緒に何とかして苦難を乗り越えて歳下の方が成長した暁には果たして恋愛関係は無事成立するのか?については、結論は読んでの通りとなりました。
だけど書いててつくづく感じましたが、これは本当にケースバイケースなんだろうな…。と思います。
片方が子どものときからそばにいるから大人になったからって性愛の対象としては見られない!ってのは想像しやすいし多分そういうケースは結構多いと思う。やっぱり家族みたいに一緒に暮らして育っちゃうと、例え血が繋がってないと知ってても忌避感が生じて婚姻できない、ってのは確かそういう研究もあったはずですし。
でも、100パーセントそうなるって言い切れないところに面白さや矛盾もある気がします。片方だけが相手を恋愛対象と認識してごたごたが起きたり、法的に結婚できない間柄でも双方が恋に落ちたりとかもあるんだろうなと。そこにきっとドラマが生まれるんでしょう。
書く前にこの結末を完全にはっきり決めていたわけではなかったんですけど、二人の性格や考え方を突き詰めていくとおそらくこういうところに落ち着くんだろうな…、と終わり方が決まっていった感じです。ちょっと、最後はそう来るか!と作者のくせにへぇーと思いました。割と終わり近くまでこうなるのは想像してなかった…。
そういう意味で書いてて意外なことが次々起きてなかなか面白かったです。こういう性格で育ちの人たちをこう配置するとどう動くか、と概ね自律的に任せていった感じでした。
相変わらずweb小説のくせに長くて文字が多くて地の文で真っ黒でほんとに読みにくくてすみませんでした。でも、量だけはあるのと常に結末までは間違いなくもっていくので、中途半端にはなってない…、といいんですが。ほんとに手持ち無沙汰で何かでちまちまと時間を潰したり気を紛らわせたいときなんかには、結構いいんじゃないかと思ってます。
ここまでお付き合い頂いた方がいらっしゃったら本当に感謝しかないです。これまでも結構もう書くのやめた方がいいんじゃ…と迷いつつ、なかなか踏み切れずにずるずる続けてます。読んでくださる方が一人でもいられたらやはり救われます。最後まで本当にどうもありがとうございました。