あらすじ
––––俺たちの足は、なんのためにあるんだろーな?
俺はカイ。壁に囲まれたこの町、ハウレンツェには、《しあわせの象徴》と呼ばれる翼竜が飼われていたんだけど、ある日突然、そいつがさらわれてしまったんだ!懸賞金のせいもあって、みんな目の色を変えて、町に連れ戻すために翼竜を探してる。でも最初に見つけるのは俺だ!
町に連れ戻させはしない。だって俺は、あのつばさで翼竜に空を飛んでほしいんだから!
外は危険だって?そんなの、幼なじみのラウラの力があれば関係ないよ。彼女の頭の良さと俺の運動神経の良さを合わせたら最強だと思うんだ。
町の外に出たとたん、神の子どもだの洞窟に眠る龍だの、たくさん不思議なものに出会う俺とラウラ。あれ、ここは魔法の世界だったけ?しかも、冒険のはじめにとんでもないものを手に入れた。
それがなんだって?へへ、俺の背中を見てごらんよ。そう。真っ白なつばさが生えてしまったんだ!
翼竜を見つけるために見知らぬ外へ踏み出したカイの一歩は、たくさんの人と交わり、人々の心を変えていく。そして、壁に囲まれ続けた町の真相にも近づいていって……。自由を求める少年の冒険活劇、ここに開幕!
近況ノートにて、こぼれ話も掲載しています。