あらすじ
午前二時過ぎ、マンションに大音量で鳴り響く、火災警報の音。
眼鏡も忘れ、着の身着のまま、あわてて避難した私は、入口のガラス扉に思いきり激突。
倒れこんだ私を助けてくれたのは、方言で話す、背の高い、シャンプーのいい匂いがする青年。
顔は見えなかったけど、私の手元には、彼が貸してくれたヨレヨレの大きな服と使い古しのタオルが残った。
まるでロマンス小説のヒーローのように力強く優しい彼が忘れられない。
手がかりをもとに彼を探すと、同じマンションの工藤さんが方言を話すらしいとの情報が舞い込んできた。
工藤さんは日常生活にそぐわないクールな超絶イケメン。本当に工藤さんが彼なの?