あらすじ

木場壮介は、交際相手である赤沼沙羅の父から結婚の許しを得るが、沙羅の父が急逝してしまう。  家業の工場を救うため、沙羅は壮介との結婚を諦めざるを得ず、二人は別れることになる。というのも、工場の資金援助を受ける代わりに、沙羅は援助してくれる家に嫁がねばならなかったからだ。  傷心の壮介は、もう俺は東京で生きるのだと去るのだが、一年後に帰省してしまう。それから十年、誰とも関わりを持たず、非正規の警備員としてひっそりと暮らすのだった。  ある日の非番、仕事場のホテルから出てきた壮介は、沙羅に声をかけられる。  今更と思う壮介に、沙羅は「子どもたちに剣道を教えてほしい」という。 壮介と沙羅は、高校時代剣道部員であり、沙羅はインターハイにも出場していた。  気の進まない壮介だったが、勤務先の同僚との会話でやってみることにする。  指導するのは小学生。そこには沙羅の娘、沙也加がいた。  沙也加は沙羅を彷彿とさせる逸材だった。いつしか壮介は、子どもたちの指導に夢中になる。  沙羅と自分はどうにもならないのだとわかりつつも、壮介は子どもたちに剣道を教えるために、小学校へ通う。

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エブリスタ
エブリスタ2021/04/11
  • 現在の作品藍の絆