あらすじ

静寂とは孤独だ それをこのコロナを患った1週間 まじまじと見せつけられた気分だった 私にとって 小説は一種の文字起こしだ 頭の中を登場人物が動き回り 情景が流れて 言葉が生まれる でもコロナは 私の中にいる人たちさえ まるで感染してしまったかのように 孤独にしてしまった "女々しい"という言葉がある こんな時代に私自身、使うことすら不本意ではあるが 気持ちや体力が弱々しいこと すなわち 今の私に他ならない 寂しい 辛い 悲しい 孤独がもたらす感情は そう簡単には顔を出さない 最初は無害なフリをして むしろ優しい言葉をかけてくる 孤独でも大丈夫だと 孤独は怖くないのだと そして 自らが差し伸べた手で 唯一の救いだと掴もうとした私の手を 孤独は笑いながら払い落とす 負の感情が肥大すればするほど 孤独は私を見てほくそ笑む 予定通りであると そんな孤独を 八つ当たりのように 私は書き殴っただけである 理不尽な孤独に 意地悪な孤独に 顔を見て一言 負けないからと言うために

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エブリスタ
エブリスタ2023/02/12
  • 現在の作品静けさの中で