あらすじ
遠くない昔。
優しく穏やかな王子様は生まれ持っての呪いを振りまかぬよう、生真面目な騎士とひっそりと塔で暮らしておりました。
元より傾いていた国は日に日に疲弊し革命の怒声が響く中、王子様の命も狙われてしまいました。
全ての終わりを知った忠義の騎士は、花畑を見たことのない王子様のために手を取って内緒で外に駆け出しました。
それは空のきれいな日でした。青空の輝く、素敵な日でした。
軍靴の迫りくる中、彼らは最後に花畑を踏みしめて、幸せそうに笑ったのでした。
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死ネタです。
結ばれません。
世界観自体は拙作「愛に変わる前に」と同一ですが、まるで関わりはなく、独立してお読みいただけます。
しかしそのせいで洋風ファンタジー的な世界観に日本名が出てくるという謎のごった煮を味わうことにはなります。不思議ゆるふわ世界なもので……すみません。