あらすじ
優しく穏和なマフィアの首領×真面目で一途な美貌の刑事です。
現代、イギリスが舞台です。
スコットランドヤード(ロンドン警視庁)のSCO1(殺人・重大犯罪対策指令部)に、刑事として勤めるエドワード・ウィルクス巡査(受)には、秘密の恋人がいる。
イギリスの四分の一を牛耳るマフィアの首領、シドニー・C・ハイド(攻)だ。
お互いに「けじめ」をつけるまで、肉体を交わすことはしないと誓い合った二人。その誓いを守り続け、電話やデートはするが、一線は越えないままだ。
しかしそれでも、許されない恋には違いない。
ハイドのことは愛おしいが、いっしょにいると虚しさや疲れを感じるウィルクス。
しかしウィルクスは罪の意識に苛まれつつも、恋人であるハイドと離れられないでいた。
そんなウィルクスに、ハイドは電話の最中、「跡目を腹心の部下に譲るつもりだ」と打ち明けてきて――。
許されない関係。でも、穏やかに愛を育む二人。
二人の行く末を見守っていただけますと、うれしいです。
※2-1話の冒頭に出てくる、A.ブラックウッドの「空家」の一節は、『エドワード・ゴ―リーが愛する12の怪談 憑かれた鏡』から引用しています(「空家」は小山太一氏訳)。
※暴力的な表現が含まれる回は、タイトル冒頭に*を付記します。