あらすじ
大学生の「ケイ」は、ワケあって叔父が経営する店に身を寄せている。珈琲処どうらく――18~21時までという中途半端な営業時間の小さな店で、ニセモノの笑顔を貼りつけて客の相手をしている。
崩壊した家族と離れて以降、ケイは誰にも心を許すことなく、戯れの相手との短い恋愛ごっこを繰り返していた。
上辺だけの退屈な日々、唯一の楽しみは「彼」を眺めること。昼休み、隣接するビルの屋上に現れる一人の会社員――ただ遠くから彼を見守るだけで幸せだった。
ケイにとって「彼」は、空よりも遠い存在だったのだが……。
兄弟分的作品はコチラ↓(一応それぞれ独立してます)
https://estar.jp/novels/25897896