あらすじ
商売繁盛の猫憑きとして生を受けた三毛丞(みけ たすく)は発情の匂いに吐き気を憶えた。
実家の老舗旅館「三毛屋」の廃業の危機に横浜の高級ホテルで行われるパーティーに参加したはいいが、そこは乱交パーティーで有名ホテルの御曹司や令嬢たちは一晩限りの相手を探すことに躍起になっている。
猫憑きのせいで匂いに敏感な三毛はトイレに駆け込んで吐いてしまう。だがそこで横浜随一の高級ホテル、ホテルシュペルーユールの専務である宝条(ほうじょう)イリヤと出会う。
だが吐き気に耐えきれずイリヤに吐いてしまい、そのまま倒れてしまった。
次の日、目が覚めるとイリヤの自宅に運ばれていた。
三毛の吐瀉物で汚れたスーツ代を返せと息巻くイリヤに頭を下げるが許してもらえない。
「じゃあないなら働いて返せ」
ひょんなことからホテルシュペルユールに働くことになり、イリヤとの交流を深めていくーー
偏屈御曹司とツンデレ猫耳フロントマンとのラブストーリー。