あらすじ
高校生の時、両思いだった同性の幼なじみ光希が自殺した。
正樹は自責の念で重荷を背負って生きようと思う。だが、同性愛を否定して、自分がゲイである事を推し殺そうとすればする程、自制がきかなかった。
その時に出会った人に、この街は自分を押し殺さなくていいと言われ、それからその街では、自分らしく生きていた。
ある日、行きつけの店で、新人店子のヒロと出逢い、一晩で虜となる。
時同じくして、職場に新人介護士 原田灯永が入職した。
2人には秘密があった。
正樹がこの2人と出会った事で運命の歯車が狂い出す。
正樹の職場の主任が、空き家で棺桶に安置されている所を発見される。しかも、祭壇も組まれ、日記帳には正樹への愛を書き連ね、「私の葬儀へ是非いらして下さい。永遠に私の事を忘れないで」と書かれていた。
正樹を思う人間がまた自殺したーー。
それから、正樹の周辺で奇妙な事件が起きる。それは、灯永と関連している事が分かるーー。
純愛と狂愛が渦巻く物語。