あらすじ
鍛治師のエドは、魔法剣を作るための付与魔法が使えない。
そのため、作れるのは普通の剣だけだ。
今時、少しでも稼げるようになった冒険者は魔法剣を使うため、エドの剣を買うのは駆け出し冒険者のみ。
だというのに、A級冒険者のカイルは毎週のようにやってくる。
「いい加減、魔法剣使えばいいだろーが」
「僕はあなたの剣が好きなんです」
カイルは律儀に毎回、貴重な素材を携え、エドに渡していた。
きっと、カイルが幼い頃に助けてやった義理だろう。
エドはそう思いつつも、自他ともに認める鍛治馬鹿のため、意気揚々と貰った素材で剣を作る。
だが、その素材の加工は、王宮専属の鍛治師でも難しい事をエドは知らない——
見た目平凡鍛治師エド(無自覚天才)が、A級冒険者のカイルからアプローチを受けたり、自分の鍛治の腕に気付いていったりするお話。
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