あらすじ

私は不幸でもなかったし、幸せでもなかった。 ただ、一日だけピンクのビーチサンダルになったことがあります。 それからしばらくは、私は自分はビーチサンダルなのだと思っていました。 雨が降って来て、よく晴れるだろうと思っていた空には裏切られ、大切に想っていた黄色の自転車の思い出を自分で蹴っ飛ばした。 何も大切じゃないような気がしてしまったあの日、私は確かにビーチサンダルだった。 雨音につられて記憶の箱が開く。 あの雨粒たちが、私の皮膚を鋭く刺した、ある日の思い出。 失敗してしまったあの日。 私は、小さな小さな、子供用の、ピンクのビーチサンダルだった。 ☆ ーーーーーー ☆ 最後のページに、九藤様より頂きました、美しいイラスト作品をアップさせて頂きました。 この度は、本当にありがとうございますっ。 挿し絵 / 九藤 朋 様 素晴らしい小説やイラストを生み出すお方です。 Twitter、小説家になろう、などでご活躍されております!! 「私の妻と、沖田くん」発売中です! ☆ ーーーーーー ☆

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2022/06/16
  • 現在の作品私はビーチサンダル