あらすじ
友人であるユウカの愛が憎しみに変わったので、私もついでに、そのユウカの憎む彼のことを憎んでみることにした。
憎しみに燃える彼女の瞳は美しく、魅力的だった。
愛と言うものは凄いのだな、などと思った。
しかし、本当に心から彼を、一番に憎んでいたのは、違う人だった…?
憎しみに燃える人間の瞳は美しく、魅力的なのだ。
だから私も、また次に憎む相手を、適当に見繕うことにしよう。
こんなことは良くあることで、時々起こって、でもあんまりにも当たり前だから、誰もなんとも思わない。
当然で、ありきたりで、山ほどある似通った物語の中の一つとして、ユウカの憎しみの物語も埋もれてしまうのだろうか。
ノンフィクションです。
だったらいつか、私がきっと、ユウカの美しい瞳を、どこかで何かに残しておいてあげたい。