あらすじ

【言葉はいらない。通ずるモノが、そこにはあるから――】


結婚六十年。

辰吉は、妻、冨美子の最期を涙で看取った。

その大きな喪失感は、辰吉の時を止めてしまったようだった。

そんな姿を見かねた息子の茂俊が、辰吉の外出を促す。

重い腰を上げ、辰吉が向かったのは、冨美子と最後に出掛けた海だった。

そこで辰吉は、まるで今の自分のような、一匹のボロボロになった犬と出会い――


その音は遠く、遠く――

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アルファポリス
アルファポリス2023/11/21
  • 現在の作品犬は帰る