あらすじ
十五歳の夏休みの終わり、わたしは祖母の家の本の中から、水色のテレフォンカードを見つけた。
祖母に尋ねると、「そのカードを公衆電話で使えば、魔法使いに電話がつながる」という。祖母は四十年前に、母も二十年前に、電話をかけて魔法使いに会ったのだと。
自宅近所の公衆電話ボックスから電話をかけると、受話器の向こうからわたしと同年代くらいの男の子の声が聞こえた。
鉄道が好きな『四十四代目』の魔法使いの人と、海へと向かう電車に乗って、わたしとその人はいろいろな話をした。
夏の終わりの、一度きりの出会い。
2024.8.21.了
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三行から参加できる 超・妄想コンテスト第227回「あと一回」応募作。