あらすじ
落ちこぼれ魔法使いヴィルは父親が勇者であったため、ギルドのある町にいたが、何度転職しても人間と合わず、職業が安定しなかった。
最後の手段として、職業を決める神殿所の奥にある水の中に飛び込んだ先は、今よりもマシになるだろうと勧められて、飛び込むことになる。
気が付くと魔王として召喚されていた。
魔族が所有するダンジョンをことごとく人間に奪われているのだと聞き、魔族の王として魔族の繁栄に力を尽くすことになる。
最初は人間にも情があったが、魔王として行動を起こしていくうちに、だんだんと人間の醜さばかり目につき、思い出し、次第に冷酷になっていく。
アリエル王国からさらった王女アイリスと共に、魔族の時代を到来させるため、人間に奪われたダンジョンを制圧していくが・・・。
2人でダンジョンを制圧しているうちに、人間の動きにも変化が出てきていた。
異世界から人間たちがアバターを使い、転移してくる。異世界住人は自分たちのことをアース族と名乗り、肉体を向こうの世界に残したまま、この世界で暮らそうとしていた。
人間と魔族が争う世界から、少しずつ歪みが生じていく。