あらすじ
会社からの帰り道、同じマンションに住む女性を見かけた。
顔は知っているけれど、名前は知らない。話したこともない。そんな隣人が私の前を歩いているのだ。
このペースで歩いていたら、彼女に追いつく。黙って抜き去るのも失礼だろうし、一応は声をかけるべきか、あるいは声をかけるくらいならば、並んで一緒に歩くべきか。しかし彼女は私を覚えておらず、隣人と認識できないかもしれない。
そのように逡巡するうちに……。
(「カクヨム」「小説家になろう」でも掲載しています。他サイト掲載版は内容が少し異なり、作品タイトルも『そんなに急いでどこへ行く』となっています)