あらすじ
アラサー現役保育士である川園さつきは、二つの悩みを抱えている。
一つは、さつきの学生時代まで暮らしていた田舎で出逢った男の子・時坂香純の存在。
かつて、さつきの祖父母が経営していた児童福祉施設へ通所していた香純は、ボランティアで活動していた彼女と関わりを持つ。
数年以上の時を経て再会した香純は、品行方正な男子高校生へと成長を遂げていた。
一方で、一人暮らしの社会人であるさつきへ、さりげない嫌味を零し、家政婦さながら世話を焼くなどの不可解な言動を見せる。
幼なじみのよしみで、ほぼ毎夜自宅へ通い詰める香純に、さつきは困惑しながらも安らぎのような感情も覚えていた。
しかし、二つの悩みである“ストーカー”らしき気配と痕跡が、ある日を境に濃厚になってきたことで、さつきは精神的に追い詰められ始める。
最中、職場の合コンで親しくなった男性・川西優介の助けと協力の下、ストーカー対策とその真犯人探しを始める。
しかし、昏迷を極めていくストーカー事件の謎、さらに一本の電話はさつきだけでなく香純の運命すらも揺るがす事態へ落とす――。
かつて、さつきが香純と交わしたはずの“約束”、彼へ為した“裏切り”を思い出した瞬間、止まっていた香純の心は動き始める――。
『年下男子高校生』×『年上社会人ヒロイン』との奇妙で温かな関係、少し切ない人間模様を描くミステリーロマンス。
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