あらすじ

七海と悠真は同じ大学のサークルの仲間だった。 悠真に自分は友達としか思われていない上に、悠真には大好きな彼女の美羽がいることを知っていたけど、七海はずっと悠真のことが好きだった。 ある日悠真が美羽に振られてしまい、七海は落ち込んでいる悠真をどうにか励まそうとする。だけど悠真の心は美羽でいっぱいで自分の無力さを痛感する。 どうせ自分は悠真の恋人になれない。 だったらせめて悠真の力になりたい。 そう決意して七海は美羽を真似て髪を切り同じ香水をつけて悠真の目隠しをする。 「目を閉じて私を美羽ちゃんだと思えばいいよ」 自分の気持ちは隠して、身代わりになることを選んだ七海は悠真と身体の関係を持ってしまう。 悠真への気持ちは捨てると覚悟したはずだった。 なのに優しく触れられる度に気持ちが募って、七海は悠真に抱かれながらこっそり泣いてしまう。 悠真が抱いているのは“美羽”だ。 それが分かっているからこそ、行為中悠真の顔を見ることが出来なかった。 一方悠真は辛い時傍にいてくれた七海に徐々に惹かれていくけど、ある日自分に抱かれながら密かに泣いている七海に気付いてしまう。 身代わりを名乗り出た七海が自分のことを好きなわけが無い。いくら強く抱き締めても七海は決してこちらを見ようとしない。 泣くほど嫌な理由があるのかもと知りつつ、七海のことを手放すのが怖くて気付かないフリをしてしまう。 目隠ししたことが全ての始まりだった。 目を閉じている間だけ抱きしめ合うことが出来る、すれ違う2人の切ないラブストーリー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2023/10/30
  • 現在の作品目隠しは身代わりの始まり