あらすじ
人里離れた山奥にある全寮制の中高一貫校、天星学園。
武田照之は、弟の翔をここに預けるため、父の旧友である校長の里見諒を訪ねてこの場所にやってきていた。
ここは「長命種」と自らを呼び習わす人々が遥か昔から住み着いていた土地であり、彼らの子供たちが地球で暮らすための知恵を学ぶ場所だった。
「長命種」とは、かつて、地球から数百光年離れた故郷の星で、素朴な暮らしぶりながら卓越した技術を誇った一族の末裔だが、とある災厄により故郷の星が滅び、現在は地球でひっそりと暮らしている数少ない人々である。
普段ほとんど出会う機会のない、そんな同胞との交流を楽しむ照之と翔だったが、夢のような時間は長くは続かなかった。
同胞たちから語られた、かつての失踪事件と長命種たちを襲い続ける不可解な出来事。
そして今また、長命種たちは過酷な事件に巻き込まれようしていた。
照之と翔は、わずかな救いと真実を求めて事件の謎に挑む。