あらすじ

主人公の庵樹亜砂(あんじゅあさ)は私服の高校に通う1年生。 ソトヅラが良いが家では口調も足癖も態度も悪い兄の鳶(とび)と亜砂の双子の片割れの比那(ひな)。 綺麗に整えられた長い髪の毛はいつも天使の輪ができており、家族に対してよくスキンシップをとり、誰に対しても良く笑う天真爛漫な性格をしていて誰にでも愛想よく接する明るい比那と、どこか冷静で冷めたところがある自分の感情をうまく表現できない亜砂は、比那と容姿と性格の違いを周りの人間達から比較され「天使と堕天使のようだ」などと比喩され、悩む日々を送ってきた。 歳を重ねるごとに日増しに自分だけが家族の中で孤立していき疎外感のようなことを感じつつあった亜砂は、「比那が挨拶するから」と思い次第に口数が減っていっていることに気がつくが、ネガティブな考え方をしてしまう性格はなかなか直せずにいた。 そんな中、兄の態度が急に優しくなり、比那の恰好が変わるなどし、家族の自分に対する変化にますます疎外感を感じている亜砂は、クラスメイトで隣の席の男女の三つ子の長男、敦(あつし)と一卵性の双子の浩(ひろし)、隣のクラスで合同授業で仲良くなった三つ子の3番目の女の子で兄2人をからかう、涼(りょう)らと共に、亜砂は高校生活を送る。 敦の手の冷たさや、浩の優しさ、涼のサバサバした性格などを見ながら、亜砂は自分と似ていない比那との差を実感したりしてくる。 家庭内の雰囲気の変化と、賑やかな三つ子達とのやりとりをぎこちなく笑いながら暮らす亜砂。 そんなある日、課題授業で遊園地に行くこととなり、その日を境に亜砂の置かれた環境がガラリと変わった――

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2017/07/09
  • 現在の作品アサヒナは天使と堕天使