あらすじ
石橋は神奈川県の住宅街にあるスーパーマーケットの駐車場に自動車を置いた。買い物を済ませて戻るとレッカー車は石橋の自動車を引いて走り去ってしまった。石橋は警察署に携帯電話で通報してレッカー車を探してもらっていた。警察官に、「嫁が乗っています」と言った。石橋の車を引いたレッカー車は見つかったが、車内に嫁はいなかった。かわりに犬が一頭いた。「嫁です」石橋は言った。飼い犬の嫁だった。
石橋は帰宅して庭の飼い犬の小屋のとなりにおりに入った雌犬を置いた。石橋は気分よかった。いい秋田犬の夫婦になった。
妻は住宅街での銃撃戦の流れ弾が当たり死んだが犯人に狙われたのではないのか、と石橋は推理した。同僚の女の矢後とはじめて話した。石橋宅の庭で犯人の遺体が見つかった。飼い犬が見つけたのだ。
死んだ石橋の妻はやくざのお嬢様だったらしい。石橋の妻は彼と彼女との仲に横恋慕したやくざに撃ち殺されたらしかった。そのやくざは別のやくざに撃ち殺されたらしかった。
散歩中に矢後と出会った。近所に住んでいるらしかった。そのうち毎週休日に一緒に飼い犬を連れて散歩をするようになった。
石橋は仕事から帰宅しようとしたが終電に乗り損なってタクシーに乗ったら交通事故にあい掛けから崖の下に落ちそうになった。そこにレッカー車が来てタクシーを引っ張って助けてくれた。近所の業者だった。
石橋は矢後と接近した。
その後同棲をはじめて結婚した。子供を作ってしまえということで頑張ったがなかなかできなかったが十年後に赤子は生まれた。これで何も心配はなくなった訳ではなかった。