あらすじ
後の世に悪法として名高く残る法案、『黒魔法に関連する研究使用の禁止法案』……通称:禁術法が制定してから、世の中はなにかにつけて大変だ。
魔法執政官として、禁術法案件の調査依頼が飛んできて、休み暇もない。
「俺に紅茶を飲む時間くらいくれよ……」
「なにをおっしゃってるんですか、これくらい頑張ってこなしてくださいよ」
助手のレイラにどやされ、エイブラムは今日も調査に乗り込んでいく。
禁書が原因で人が死んだ場合、それは禁術法に引っかかるのか?
人が殺されたが、それは呪術が原因だと訴える犯人は有罪か無罪か?
惚れ薬が原因で婚約が破談になった場合、慰謝料はどこに請求すべきか?
今日もエイブラムのがなり声が響いている。