あらすじ
肝心な時にはいつも失敗する「不運の王子」ことトトメスは、主役を任された儀式に見事大失敗、失意のままに王宮を去ることを命じられる。
向かった先は太陽神殿、神官修行のためかと思いきや、何故か、砂に埋もれてしまった大昔の像を掘り出すハメに。それは「聖なる墓所」(ピラミッド)とともに造られた、喋る巨大な岩の像だった…。
蘇る古代王、告げられる世界の破滅、寝台の下に暮らす冥界の獣。ただ不運なだけだと思っていた日々は、本人も気づいていなかった真実とともに大きく動き始める。
古代エジプト第18王朝、スフィンクスの足元に立つ「夢の碑文」で知られる王トトメス4世の若かりし頃の冒険譚を、詳細が残っていないのをいいことに好き放題ファンタジー風にアレンジした作品です。(全26話)
*この作品は、史実要素1 : ファンタジー要素9 くらいの割合です。もうちょっと史実寄りの話が好きな人は著者名→作品一覧で探してみてください。
*別作品「太陽王の50番目の王子と銀色の神様」と同じ世界線上の、およそ200年前の話になります。
https://estar.jp/novels/25681334
史実上の王位継承順は アメンヘテプ2世(アアケペルウラー)→トトメス4世→アメンヘテプ3世→アクエンアテン。
*古代エジプトの創世神話をテーマにしたエジプト展「天地創造の神話」が2020年11月より各地を巡回中。この作品の世界観の元ネタが展示されています。是非行ってみてね!(※関係者ではありません)