あらすじ

これって・・・。僕は爺ちゃんの言葉を思いだした。  すると、爺ちゃんが僕の心に現われた。 『わかっとる。今までの人生は、一応、区切りにするっちゅう事だな?  それも良かろう。ただし、憶えておけ。  何度も平行時空間を精神と意識、つまり魂が転移しても、素粒子をはじめ、各種時空間構成要素は変わらぬよって、同一の時空間へ収束するのを忘れぬようにな!』 『生まれ変わっても、最終結果は同じって事か?』 『そうじゃ!物理学者も平行時空間が同一時空間に帰結しおるのを認めとる。  人間の魂の転生、つまり、意識と精神が平行時空間を転移しても、結果は同じじゃ。  お前が導き出した『平行時空間の統一場理論』ぞね。同じ結果になるよってに、心して対処するのだぞ』 『僕はそれを知っていながら、人生をやり直してたのか?』 『あれ?憶えとらんのかいな?  自分で発見した理論まで忘れるとは、まさに『平行時空間の統一場理論』ぞね』 『どういうことなの?』 『素粒子をはじめ、各種時空間構成要素は変わらぬよって、忘れたことも含め、そのままで生まれ変わるっちゅうことぞね』 『なんちゅうことかいね!』  僕の口調が爺ちゃんに似てきた。もしかして爺ちゃんは僕の未来か?

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エブリスタ
エブリスタ2024/05/14
  • 現在の作品14 平行時空間の統一場理論