あらすじ
(番外編4編あり)
神原(かんばら)諒二(りょうじ)は、職務に誠実で、生真面目な警視庁捜査一課の巡査部長。
妻と息子との温かな家庭は、今はもうなく、心を麻痺させるように孤独から目を背けて暮らしていた。
神原は、ある夜の現場で「ゴッドハンド」の二つ名を持っていた鑑識課のエース課員、鮎川(あゆかわ)聡(さとし)元警部補に再会する。
聡はひどく不透明な事情で、数年前、消えるように警察官を辞めていた。
神原は聡の退職の事情の真相を知ることができないまま、心に重いものを抱え続けていた。
そして――
たった一度だけ、過去に寝たことのあるふたりの偶然の再会。
お互い、身体以外、何も知らなかったふたりが再び出会い、身体以外を知るにつれて、周囲に起きるひずみ。
表紙絵は、鈴春゜さまのフリーイラストをお借りしております。
公募 https://estar.jp/official_contests/147103