あらすじ
※こちらは下巻です。上巻も公開中です。
「そんな目で見たら、俺が勘違いするだろう」
開堂は、さっと手をのばすと、俺のまつげを指ではじいた。
いきなりのことに、反射的に目を閉じる。
目を開けるともう行ってしまった後だった。
くっそ、なんだかレイプされたみたいな気分だ。
「おお、さっき開堂くんと表で会うたで。俺開堂くんと飲みに行きたいなー。そんで七尾の性感帯の話で盛り上がんの」
キヒヒ、とわざと下品に笑ってJが挑発する。
「それは盛り上がるだろうな。俺の身体、昔とぜんぜん違うから」
みんな俺のこと悪魔だとか、諸悪の根源みたいに言うけど、
俺はいたって普通の男だ。
……ただ、誘惑に弱いだけ。
柿塚七尾(29才WEBデザイナー)
恋愛に腰が引けまくりなのは、あいつの呪いのせい。
過去と現在、それから予想もしなかった未来、
まとめていろいろ大団円(グランドフィナーレ!!)。