あらすじ

自動車の部品を製作している㈱熊久保製作所社長の熊久保の元に一通の手紙が届いた。東京地方裁判所からの通知だった。新型エンジンに合わせて作ったクランクシャフトの部品に関する特許侵害を咎めた内容だった。動揺を隠せず開発部長の井森に相談する。特許使用料として20億円を支払え、という文言に机を叩き怒りをあらわにした。六角顧問弁護士に相談したところ、出廷する以外ないが勝ち目は薄かった。会社の経理を握り、累積赤字を汁総務部長の石見は「立ち止まったら、『おくり犬』に食われる」と言った。思わず後ろを振り返った熊久保に、残された時間は少ない。社員の生活を守るため知恵を絞るのだった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2023/11/12
  • 現在の作品【小説】おくり犬