あらすじ
【試合終了直前のチームalteca】
「多元宇宙に留まるぞ!残り3分だ、高次元には行かない!」
リーダーの叫び。
いやいや、何ヌルいこと言ってんだよ。まだ3分あるぞ?
「おいニヒル、聞いてんのか!高次元チャネルの開発をストップしろ!」」
ごめん。でも止まっちゃダメだ。
「当たりヴァースは取られてて、総合勢力は負けてるんだ!攻められてるこっちがもたない」
だから高次元に行くんだよ。ちゃんと勝つから。
「ごめん!チャネル製造完了、行ってくる!多元宇宙は頼んだ」
あぁ、頭がギンギンする。情報量が多すぎる。あと3分、僕のアタマがもつか分からない。
だが意識を何千回もバーストさせて寿命を縮めてでも、高次元宇宙フェーズを訓練してきた、僕ならいける。
「分かった…。頼んだ。限界までやり切れニヒル。こっちは任せろ」
諦めと覚悟の入り混じったリーダーの声。
ありがとうリーダー。勝ちに行くよ。
祖星を背負っているんだ、寿命が縮んでも関係ない。
「高次元チャネルヲトオシテ、5次元時空ニ接続シマス」
Vuuuun。情報量が爆増し、情報構造もバッチリ複雑化した。
ヤバイ、飛ぶ。意識の処理速度を落とすか…?いや耐える。
2分10秒。1分で開拓しきって1分で捲る。
祖星に勝利を…。