あらすじ
借金を抱えて途方に暮れていた私たち家族の前に、突然大企業の御曹司であるあの男が現れ、借金の肩代わりに私と結婚したいと申し出た。
「君をどう抱くかは俺が決める」
まだ男性経験がなかった私に好きなように自分という男を擦り込んで、欲望のままに支配した。
まるで何かを必死に訴えようとしているかのように見えて私は彼に見入った。
この男は私を支配している。
それなのにどうしてこんな顔をするのだろう。
※
俺は彼女を忘れることができなかった。
彼女の体と人生を奪ってめちゃくちゃに踏みにじりたくて結婚を申し込んだ。
愛していたのだ。きっと幼い頃に出会った瞬間から。
俺は恋慕と憎しみが入り混じった歪んだ愛を生み、育て、ずっと彼女に執着していた――。
※
すれちがう夫婦の、歪んだ純愛。