あらすじ

中学時代から豪速球で名を馳せた投手だった橘祐輔(たちばなゆうすけ)は、甲子園出場をかけた県大会の決勝で、まさかの逆転負けを許してしまう。 それ以来、自分の思い通りにプレーができなくなってしまっていた。 『野球を辞める』 そのことを真剣に考えていた矢先、学校に向かう道中だった電車が、脱線事故を起こしてしまう。 祐輔はその事故の影響で、意識不明の重体に陥っていた。 そしてもう一人、電車に同乗していた安藤三夏(あんどうみか)という少女も、頭を強く打ち、目を覚まさなくなっていた。 2人は、子供の頃からの幼なじみだった。 高校では別々の道を歩み、連絡ももう取らなくなっていた。 中学時代の、ある“事件“以来… 目を覚ました三夏は、自分が祐輔の体の中に入っていることに気づく。 病室のベットの上で、眠ったままの「自分」の姿を見ながら、祐輔の意識が遠のいていく気配を感じていた。 子供の頃に交わした約束。 心のうちに秘めた想い。 もう2度と、再会することのなかったはずの2人が、最後の夏に駆けた「夢」とは?

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エブリスタ2023/08/27
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