あらすじ
あやかしが見えることで親族から厄介者扱いをされてきた中学三年の水野光は、天色町の「あやかしの看取り屋・青の一族」の後継者候補として、当主の遠い親戚と言う理由で呼び出される。
あやかしと関わりたくない光は、渋々と天色町へ向かうが、そこで光を出迎えたのは美しき龍神・春風であった。
嫌っていたはずのあやかしにも死が訪れるということ。
あやかしは、死してなお未練という形でこの世を徘徊し続けるということ。
光は彼らを癒す看取り屋となることで、優しい龍神に支えられながら、かつて母を看取れなかった悔しさと向き合っていく。
龍神と孤独な少年の、切なくも優しい看取りの物語。